生乳をめぐっては、年末年始に廃棄される懸念が高まりましたが、業界をあげたキャンペーンなどにより、現時点では廃棄は回避されています。ただ、生乳の業界団体「Jミルク」は、コ業務用の需要の減少が続く見込みであるため、生乳の廃棄の懸念が春に再び高まると発表しました。春休みは学校給食がなくなり、需要が減るうえ、4月から5月は季節的に生産量が最大になるためです。
「Jミルク」は業界をあげて生産量の調整が必要としていますが、短期的な生産量の調整は牛相手のため難しく、消費者に引き続き牛乳を飲むことを呼びかけています。